
ワンダーエルムメドウには50種以上の野鳥が生息・飛来します。 ニレの木々は採餌と営巣の場を提供し、草原は冬の渡り鳥の重要な中継地点となっています。
東京の隠された野生動物の避難所
八王子の山あいに広がるワンダーエルムメドウは、都市近郊にありながら豊かな生態系を保ち続けています。 ニレの森が形成する多様な微生息環境には、野鳥から昆虫、両生類まで、数多くの生き物が暮らしています。
せせらぎの音とともに小川沿いを歩けば、カワセミの鮮やかな青が目に飛び込むかもしれません。 林床のシダの奥では、小さなトカゲが日向ぼっこをしています。 早朝の森は特に豊かで、様々な野鳥の合唱が一日の幕を開けます。
私たちは自然保護を最優先に、来場者の皆様がこの豊かな生態系を静かに観察できる環境を整えています。 双眼鏡を手に、静かに森に入れば、きっと忘れられない出会いが待っています。
森に生きる命たちの世界

ワンダーエルムメドウには50種以上の野鳥が生息・飛来します。 ニレの木々は採餌と営巣の場を提供し、草原は冬の渡り鳥の重要な中継地点となっています。

草原には季節ごとに様々な蝶が舞い、初夏から夏にかけては小川沿いで蛍が幻想的な光を放ちます。 ニレの森は多様な昆虫の生息地として機能しています。

100種以上の在来植物が記録されています。ニレの林床を覆うシダ類、 岩を彩る苔、草原に広がる野草まで、多彩な植物群落がここに息づいています。

朝露に輝くクモの巣は自然の芸術品。苔の世界には微小な生き物たちの宇宙が広がり、 樹皮の裂け目にはカブトムシやクワガタの幼虫が眠っています。
代表的な野鳥たち
宝石のような鮮やかな青と橙が特徴。小川沿いの枝に止まり、水中の魚を狙う姿は圧巻です。
通年 / Year-roundチョコレート色の腹が美しい日本固有種。ニレの実や昆虫を食べ、人慣れしやすい愛らしい小鳥。
通年 / Year-round「特許許可局」と聞こえる独特の鳴き声で初夏を告げる渡り鳥。声は聞けど姿を見るのは至難の業。
5月〜8月 / May–Aug夜の森の支配者。日暮れとともに活動を始め、その深い鳴き声は森の神秘を一層深めます。
通年(夜間) / Year-round私たちの保護活動
在来種のニレを中心とした植生の保護と育成を行っています。外来種の管理と定期的な生態調査により、 健全な森林生態系の維持に努めています。地元の大学と連携した植生モニタリングも継続中です。
森を流れる小川と湧き水を守ることが、全ての生き物の生存基盤となります。 水質の定期測定、河畔林の保護、蛍の生息環境の維持など、 水辺の生態系を守るための活動を積極的に展開しています。
次の世代に自然の大切さを伝えるため、子どもたちを対象とした自然観察会や 野鳥観察教室を定期的に開催しています。地域の学校との連携による 環境教育プログラムも実施しています。
野生動物の観察のコツ
野生動物の観察に最も適した時間帯は早朝(日の出後1〜2時間)と夕方(日没前1〜2時間)です。 特に野鳥は日の出直後に最も活発で、美しい鳴き声を聞かせてくれます。
双眼鏡(8×42倍程度)があると野鳥観察が格段に楽しくなります。 服装は自然に溶け込む落ち着いた色合いを選び、動きやすく濡れても良い 服装でお越しください。レンタルの双眼鏡もご用意しています。
野生動物と出会うためには、静かに歩き、大きな音を立てないことが大切です。 足を止めて周囲を観察する習慣をつけましょう。 スマートフォンのサウンドはオフに、香水も控えめにお願いします。